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  • Yuki Hayakawa

食物月(をしものつき)のころ、五穀豊穣に感謝して


あっという間に11月「霜月」になりました。 「霜月」の語源はさまざまですが、その一つに「食物月(をしものつき)」が縮まったとする説があります。 11月には新嘗祭などの収穫を祝う行事が多くあり、それらを食べる月として「をしものつき」という名が付いたと言われています。 新嘗祭(にいなめさい)は「しんじょうさい」ともいい、「新」は新穀を「嘗」はご馳走を意味します。

毎年11月23日、全国の神社で、新穀を得たことを神さまに感謝するお祭りです。 2月17日に行われる、五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願した祈年祭と相対する関係にあります。 この日、宮中では天皇が感謝をこめて新穀を神々に奉るとともに、御自らも召し上がります。 五穀豊穣の「五穀」は米、麦、粟、黍または稗、豆の5種類の穀物のこと。「豊饒」は作物などが豊かに実ることです。 新嘗祭の起源は古く、『古事記』には天照大御神が新嘗祭を行ったと記されています。 現在では「動労感謝の日」として、国民の祝日となっていますが、一説によるとその祝目名は、命の糧を神さまからいただくための勤労を尊び、感謝をしあうことに由来しているといわれています。 因みに、日常使用する「食物(たべもの)」という言葉は、もともと「多米都物(タメツモノ)」といい、米などの収穫物にあてられました。また、魚や鳥などの類は「美物(ビブツ)」といいます。 「収穫」を意識して11月の名称を「食物」としたことに、昔の人々が霜月を感謝の月として大切にしていたことが分かります。 私たちの命を支えてくれる、さまざまな命あるものの恵みに感謝しましょう。


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