top of page

検診項目

視力

血圧

視力を測る場合、右目と左目を交互に測定します。裸眼視力と矯正視力の区別をせずに、視力検査のみが実施されます。視力検査にはランドルト環というC字型に切れ目のついた輪で検査します。視力の基準値は「0.8~」です。これは直径が6.0mm、切れ目と環の幅が1.2mmのランドルト環が認識できる状態です。

聴力

オージオメーターという専用の機械を使います。外部の音を遮断した部屋で片耳ずつ測定し、音に強弱をつけ、聴力を調べます。周波数を変えることで聴力1000Hzと4000Hzの音域を発し、低音と高音の両方が聞こえるかを調べることができます。簡易聴力の場合は医師による聴力診断です。

上腕に血圧計を巻き、圧力をかけて測定します。血圧測定の結果では高血圧症、腎疾患、動脈硬化、脳血管疾患などを疑うことができます。

胸部レントゲン

胸部レントゲンは肺、心臓、横隔膜などの器官の病気の有無、その広がり具合、臓器の位置がわかります。胸部レントゲンの健康診断結果では肺癌、肺結核、肺気腫、肺線維症、大動脈瘤、心臓肥大などを疑うことができます。

心電図

電極を体に取り付けて、体内の電流を測定します。心臓の筋肉が鼓動を打つために発生する微弱な電気信号を、体表面につけた電極から検出できる仕組みです。波形として記録していき、その電気信号の乱れから病気の兆候などを読み取ります。心電図は心臓の筋肉が収縮する度に発生する微量の活動電流の変化から、心臓の病気を発見します。

痰細胞診

喀痰検査は喀痰に含まれる細胞から肺癌が存在する可能性を調べる検査です。毎朝起きたときに自分で専用の容器に痰を取ります。3日間分の痰が必要です。

動脈硬化

あお向けに寝た状態で両腕・両足首の血圧と脈波を測定します。時間は5分程度で、血圧測定と同じ感覚でできる簡単な検査です。結果もすぐにわかりますので、その場で医師からの診断が受けられます。この検査では、動脈の硬さ、詰まり、血管年齢を測定します

検便

専用の容器に、付属のスティックで便を付けて提出します。 病気で出血しても少量であり、肉眼では識別できません。排泄された大便に血が混ざっているかどうかを検出でき、大腸がんの存在する可能性を調べることができます。

骨塩定量

骨塩定量検査では、骨密度(骨の強さ)を測ることができます。骨のカルシウム量は、20~30歳代が最も多く、40歳代以降は自然に減少します。骨粗しょう症は、加齢とともに骨の密度が減少して、骨がスカスカになった状態のことをいいます。骨がもろくなるため、骨折しやすくなります。そのため、骨密度が減少していないかを確かめ、骨折を予防することが大切です。特に、やせた方、運動不足の方、閉経後の女性の方に定期的なチェックをお勧めします

内科医院 英語による診療 糖尿病療法士 金沢・広坂 ホスピタリティ

bottom of page