3月3日は「桃の節句」。女の子のお祭りとして、雛人形を飾ります。
金沢では「雛人形」と共に「金花糖」という砂糖菓子を飾ります。鯛や桃、竹、小槌など、めでたい縁起物をかたどった砂糖菓子にきれいな色付けをしたもので、市内の和菓子屋では、この時期に様々なかわいい砂糖菓子がつくられています。
金沢の雛飾りは、一般的な時期より1カ月も遅い4月3日以降に仕舞います。
その理由は、旧暦を採用しているというのが一つ。 金沢で旧暦を採用する例としてはもう一つ、お盆があります。新盆で7月にお墓参りをするところが多い中、金沢では未だに旧盆で8月に墓参りをする人が多いのです。 もう一つの理由は、加賀藩前田利家公の命日だからです。3月3日の亡くなった日にお祝いなどできないという事で、旧暦にお祭りをずらしたという流れになったとも言われています。
クリニックでも4月3日まで雛人形を飾っております。
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