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 糖尿病教室ダイジェスト

 早川浩之の内科医院では、毎月、第2土曜日の午後に、糖尿病教室を開いています。
 ぜひご出席ください。
 糖尿病の治療の主役は患者さん自身だといわれますね。
 糖尿病についてよく理解し、治療を成功させましょう。
 気軽な会にしたいと思います。ぜひお出かけください。
 ティータイムには小さな音楽会があります。お楽しみに。



糖尿病治療ガイド/
色でチェック!バランス食事
平成18年9月9日 第34回

1.糖尿病治療ガイド

糖尿病を専門としない医師でも、専門医と同等のレベルの診療ができるように作られたのが、「日本糖尿病学会編 2006-2007糖尿病治療ガイド」です。その1部を皆様とともに勉強していきましょう。

糖尿病治療の目標は、血糖のみでなく、体重・血圧・血清脂質も良好にコントロールして、血管合併症の発症・進展を阻止し、健康な人と変わらない日常生活の質(QOL)の維持と、健康な人と変わらない寿命の確保をはかることです。血糖のコントロール指標と評価は図1の如くです。

図1

HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー、グリコヘモグロビン)は採血時から過去1〜2ヶ月の平均血糖値を反映します。

 血管合併症の中でも、網膜症・腎症・神経障害といった糖尿病細小血管合併症の発症予防や進展抑制のためには、「優」又は「良」の領域を目指すことが望ましいとされています。

 大血管症とされる動脈硬化性疾患(狭心症・心筋梗塞・脳梗塞・閉塞性動脈硬化症)の発症進展の予防のためには、血糖のみでなく体重・血圧・血清脂質のコントロールと禁煙が望ましいとされています。

体重・血圧・血清脂質のコントロールの目安は下記のとおりです。

1.体重 
 標準体重【身長(m)×身長(m)×22】を目標とし、
 BMI【体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)】が25を超えないようにしましょう。
2.血圧
 130/80mmHg未満を目標にしてください。
(尿たんぱく1g/日以上の場合は125/70mmHg未満)
3.血清脂質
総コレステロール・・・200mg/dl未満
 (冠動脈疾患がある場合は180mg/dl未満)
LDLコレステロール・・・120mg/dl未満
 (冠動脈疾患がある場合は100mg/dl未満)
中性脂肪・・・150mg/dl未満
HDLコレステロール・・・40mg/dl以上     を目標にしてください。

これまでの治療ガイドにはなく、今回新たに記載されたものに、2005年4月に発表された日本におけるメタボリック・シンドロームの診断基準があります。(図2)
内臓脂肪・インスリン抵抗性を基盤として、糖尿病や心血管疾患発症の危険度の高い状態とされています。

 以上に加えて、新しい飲み薬やインスリン製剤も記載さてており、医師にとって糖尿病治療薬の選択の幅がさらに広がり、これまで以上にきめ細かい治療ができるようになりました。

近い将来の治療ガイドに、血管合併症を直接的に防ぐ薬剤が記載されるようになればよいと、ひそかに期待しています。

図2



2.年末年始の食べずぎ防止対策

糖尿病の食事療法は、カロリー制限が大切なポイントですが、カロリー計算はなかなか難しく、カロリーばかりに気を取られると、バランスが崩れてしまうこともあります。そこで、先に毎食のバランスを考えて見ましょう。自然に、カロリーの調整もとれてきます。バランスを食物の色から連想してそろえます。

バランスのとり方は、毎食(朝・昼・夕)5つのお皿を食卓に並べます。もちろん、バランスをそろえるためですので、それぞれ5つのお皿にはポイントがあります。

    バランスを整えるカラープレート
  1. 黄色のお皿(毎食1品):ごはん・パン・めん類など主食になる食品
                  血糖値が上がりやすい食品なので計量しましょう
  2. 赤色のお皿(毎食1品):肉・魚・卵・大豆製品など主菜になる食品
                  材料の適量は自分の手のひらに乗るサイズです
  3. 緑色のお皿(毎食2品):野菜・海藻・きのこなど副菜になる食品               特に不足しやすいのでたっぷりと
  4. ハートの皿(毎食1品):果物・乳製品・汁物 ほっとする心の栄養補給               好物が多いお皿なので、各食品1品まで


3.ティータイム&ミニコンサート

抵カロリーデザート:「季節のフルーツきらきらゼリーのせ」

演奏:フルートとヴォーカル(藤井ひろみさん)
ピアノ(浦島玲子さん)

参加者の皆さんと『小さい秋みつけた』を合唱。
 歌うことは身体にとてもよいのです。
 なつかしの歌詞を思い出しながら歌うのは、脳の活性化に役立つとのこと。
また、リクエストをお寄せください。

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