パートナーシップを大切にあなたの健康維持のお手伝いをします。


 糖尿病教室ダイジェスト

 早川浩之の内科医院では、毎月、第2土曜日の午後に、糖尿病教室を開いています。
 ぜひご出席ください。
 糖尿病の治療の主役は患者さん自身だといわれますね。
 糖尿病についてよく理解し、治療を成功させましょう。
 気軽な会にしたいと思います。ぜひお出かけください。
 ティータイムには小さな音楽会があります。お楽しみに。



他の病気になったときの対策/
体調がすぐれないときの食事
平成18年3月10日 第31回

1.他の病気になったときの対策

 糖尿病の患者さんが、風邪・インフルエンザなどの感染症や、嘔気・腹痛・下痢などの胃腸の病気によって体調を悪くした状態をシックデイといいます。
 シックデイでは、体に大きなストレスがかかり、サイトカイン・カテコールアミン・コルチゾールといったホルモンが分泌され、それらのホルモンがインスリン分泌抑制・インスリン抵抗性・肝糖新生などに作用して、血糖が上昇します。また、シックデイでは食欲不良・発熱・嘔吐・下痢が続くと脱水となり、血糖が濃縮されて、これも血糖上昇に働きます。血糖上昇・脱水などにより代謝疾患が進み、昏睡となり、更には死に至ることもあります。

 シックデイ・ルール
 シックデイでの適切な対処の仕方をシックデイ・ルールといいます。次の6つの項目に注意してください。

  1. 体力の消耗を防ぐために、保温に努め、安静を保ちます。
  2. 血糖値・検尿(ケトン体・尿糖)・検温・食事量・水分摂取量・自覚症状をチェックします。
  3. シックデイでも軽い症状では、1日程度様子を見てもよいのですが、次のような場合(イ〜へ)は、早めに受診するか、主治医に連絡して指示を受けましょう。
    (イ)食事がまったくとれないとき
    (ロ)嘔吐・腹痛・下痢がひどいとき
    (ハ)38℃以上の熱が続くとき
    (ニ)検尿でケトン体が強陽性のとき
    (ホ)血糖値250mg/dl以上続くとき
    (ヘ)インスリン注射量や経口薬の服用量が、自分で判断できないとき
  4. 食欲不良となりますが、食べたいものや炭水化物を主体にした消化吸収のよいもの(めん類・おかゆ・シチュー・茶碗蒸など)を中心に食毎に交換し、指示エネルギー量をできるだけ保つようにしてください。
  5. 発熱や嘔吐・下痢のために、脱水になり高血糖を促進するので、できるだけ水分や電解質を補給してください。みそ汁・スープ・ジュース・スポーツ飲料水などを温めるかあまり冷たくない状態にして、ゆっくりと少しずつ飲んでください。冷たい牛乳や炭酸飲料水などはすすめられません。
  6. 食欲不良で食事がとれない場合でも、インスリン注射や飲み薬を中断してはいけないことがあります。血糖値や検尿の測定の回数を増やして現状をチェックし、主治医に相談して指示を受けてください。

以上、シックデイ・ルールを充分に理解して、軽症で自分で対処できる場合もありますが、主治医との連絡が遅れないように気をつけて下さい。



2.体調がすぐれないときの食事

糖尿病の方が、カゼや胃腸炎などで、発熱・嘔吐・下痢・食欲不振などになった時(シックデイ)は、ホルモンの分泌や脱水などが原因で、血糖値が高くなります。そのようなときの食事は、普段の食事療法とは少し異なります。今回は、食事を食べられるときと食べられないときの2つに分け、適切な栄養補給の方法をお話しました。
食事を食べられるときは、炭水化物中心(おかゆ・うどんなど)の消化のよい食事にします。この時の炭水化物の補給は、ケトアシドーシス(体が酸性になり、昏睡をおこす)を予防します。しかし、吸収が炭水化物より早い菓子類やジュースに含まれる糖分を多くとってもケトアシドーシスを起こしますので、菓子類は控えめにし、水分補給はジュースよりお茶や水からとります。
食事を食べられないときは、ツポーツドリンクや果汁・ジュースなどで、エネルギーを補います。多量摂取はできませんが、ケトアシドーシスと脱水の予防のため、ある程度のエネルギーを補給する必要があるためです。追加でお茶・水などからも水分を補給に脱水を防ぎましょう。
また、脱水防止に欠かせない水分補給について、ジュースのカロリーの話を交えながら、カゼを始め運動時や低血糖時など、場面に応じた適切なドリンクの選び方についても勉強しました。 


3.ティータイム&ミニコンサート

抵カロリーお菓子:「いちごときらきらゼリーのヨーグルトソース

演奏:フルートとヴォーカル(藤井ひろみさん)
ピアノ(浦島玲子さん)

参加者から前もってリクエスト曲が寄せられました。
久しぶりに、演奏された『冬のソナタ』が心にしみました。
春らしいデザートが大好評!
次回もミニコンサートへのリクエストをお受けします。

資料のバックナンバーが必要な方はお申し付けください
<<レシピ集メニューへ 糖尿病教室ダイジェストへ>>




Dr.早川浩之は、内科、特に糖尿病・高脂血症・高血圧等の生活習慣病を専門として、 あなたの治療・あなたの健康維持に最大限の努力をします。。
Dr.早川浩之は、診療カルテを開示し、あなたの健康状態を出来る限り、わかりやすく説明をします。
Dr.早川浩之は、予防医学に力を入れ、定期的な健康診断、食事や運動の指導などを積極的に行います。
Dr.早川浩之が、必要と判断した場合、すみやかに他分野の信頼できる専門医を紹介すると約束します。
Dr.早川浩之は、日本語が母国語でない方のために、英語による診療も行います。

▲Up  

Copyright Dr Hayakawa's Family Clinic, 2001. No reproduction or republication without written permission.
dr-hayakawa.comに掲載の記事・写真・イラスト等の無断転載を禁じます。すべての著作権は 早川浩之の内科医院、ならびにそれぞれの著作物の作成者に帰属します。
Send feedback to info@dr-hayakawa.com
お問い合わせはinfo@dr-hayakawa.comまで