1.糖尿病による腎臓の病気
糖尿病に特徴的な合併症である細小血管障害の一つが、糖尿病性腎症です。腎臓は血液中の老廃物をろ過し、尿として排出する働きをしています。腎症が進むと老廃物が血液中にたまり、尿毒症となってしまいます。尿毒症は人工腎臓などによる透析療法を受けなければ、死に至る病気です。現在日本で透析療法を受けている人の約30%は、糖尿病性腎症が原因であると言われています。
糖尿病のコントロールが悪く、高血糖が続くと、腎臓を構成している細小血管塊の糸球体がおかされ、血管が硬化し狭くなって、ろ過作用が低下します。尿中アルブミン陽性→尿中タンパク陽性→尿毒症へと進展します。高血糖のほかにも、高血圧・肥満・高たんぱく食・高塩分食・ストレス等も腎症をさらに悪くする因子にあげられています。したがって、血糖コントロールをはじめ病状を悪くする因子をできるだけ避けることにより腎症の発症・進展を防がなければなりません。特に、食事療法は重要で、腎症を認めないとき(正常期)でも、塩分1日10g以下・たんぱく質1日体重1kgあたり1gとし、尿中アルブミン陽性(早期腎症)となった場合は、塩分1日7g以下にします。尿中タンパク陽性(顕性腎症)となった場合は、塩分1日5g以下・たんぱく質1日体重1kgあたり1g以下(できれば0.8g)とします。尿毒症(腎不全期)になった場合は、塩分1日3g・たんぱく質1日体重1kgあたり0.6gとしましょう。腎不全がさらに進展すれば、透析療法(透析期)を受けなければなりません。
透析には血液透析(人工腎臓)と腹膜透析があります。腹膜透析は家庭でもできますが、腹膜炎をおこす心配があります。血液透析は週に3回通院して、1日4〜5時間かけて老廃物を排除します。透析療法の他に、腎移植も行われていますが、日本では、まだ少ないようです。
腎症の初期は、あまり自覚症状もなく放置されやすいのですが、尿毒症になると治療が大変です。自覚症状がなくても、血糖をコントロールし、塩分・たんぱく質のとりすぎに注意するなど、腎臓に負担をかけない生活をしましょう。
2.年末年始の食べずぎ防止対策
年末年始は、忘年会・クリスマスにお正月・新年会など、豪華な食事をする機会が多くなります。このような特別な時の食事は、気を付けたいけれど、栄養バランスを考えて食べることが難しくなります。そこで、年末年始の食事についてどのようなことに気をつけたらよいのかを「年末年始の過ごしかた心得」にまとめ、考えました。
また、年始で注意したいこととして、おせち料理とお雑煮の食べ方についても考えました。おせち料理をお重ごとにどんなものが入っているか確認し、それぞれを
- 「血糖値を上げやすいおせち」(おもち・くりきんとん・れんこん)
- 「たんぱく質の多いおせち」(田作り・ブリの照焼・黒豆・だて巻)
- 「主に野菜やきのこ類のおせち」(筑前煮・昆布巻き・煮しめ)
の3つのグループに分けて考えました。
さらに、約1人分(50g)のカロリーを示し、それぞれのグループごとに、カロリーの高い順にランキングしました。おせち料理は昔から保存性を高めるために味付けが濃い目になっています。特に、黒豆はもともとの素材はそれほどカロリーは高くないのですが、砂糖などの調味料をたっぷり使って味付けしてあるので、少量でも高カロリーになっています。「おせちカロリー表」を参考に、量に気を配って食べましょう。
賢い選び方は、血糖値の上昇を緩やかにする酢の物(なます)や、食物繊維の多い煮しめなどを主に選ぶようにするとよいでしょう。
お餅の食べすぎは一番危険です。必ず計量して、決めた分だけ食べるようにしましょう。
3.ティータイム&ミニコンサート
抵カロリーお菓子:「クリスマスミルクプリン」 「チーズトリュフ」(スペシャルプレゼント!)
演奏:フルートとヴォーカル(藤井ひろみさん)とバイオリン(太田麻里さん)
ピアノ(浦島玲子さん)
参加者も一緒に『きよしこの夜』を歌いました。
歌は聞くことはもちろん歌うことは身体にとてもよいと証明されています。
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