1.肥満と糖尿病
肥満とは、体に脂肪が正常以上に蓄積した状態です。肥満は、摂食パターン異常を含む過食と運動不足から発生すると考えられます。正常な体脂肪率は男性で15〜20%、女性で20〜25%。男性では25%以上、女性では30%以上が肥満と判定されます。体脂肪率の測定を厳密に行うためには、大がかりな設備が必要で、一般的なものではありません。代わりに、体脂肪率とよく相関する体格指数BMI(Body Mass Index)が用いられます。
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m) BMI値が25.0以上であれば肥満と判定されます。
肥満には、上半身肥満(腹部型肥満・りんご型肥満・男性型肥満)と下半身肥満(臀部型肥満・洋ナシ型肥満・女性型肥満)があります。上半身肥満とは、ウエスト径(胴周囲径)が男性で85cm以上、女性で90cm以上を示す場合をいいます。上半身肥満のなかでも、腹腔内臓器の周囲に脂肪が貯まる内臓脂肪型肥満では、2型糖尿病のほか、高脂血症や高血圧などを伴いやすいことが明らかにされています。内臓脂肪型肥満では、インスリンの働きを悪くする物質の量が増え、インスリンの働きを助ける物質が出なくなるため、糖尿病になるのです。
肥満の解消は、糖尿病の食事と運動療法につきます。特に食事では、3食に分けて、ドカ食いはしない、早食いはしない、夜8時以降に食べない、砂糖や油はできるだけ減らす、食前に生野菜をたっぷり食べるなどに努めてください。また、過食の原因となるストレスをできるだけさけてください。
運動は1日3回、食後30分してから、30分間ほど早足で歩くとよいでしょう。エレベーターを使わず階段を上り下りする、通勤時に一駅区間くらいは歩くなど、日頃から心がけましょう。
肥満に対する薬もありますが、副作用もあり、あまり使いたくないものです。
2.肥満解消! 低カロリーの工夫あれこれ
食事療法で低カロリーを意識していても、ついついカロリーオーバーになってしまうことがあるものです。
そこで、栄養成分によってカロリーに違いがあることを学び、おいしく感じるものには特に多く含まれている油と砂糖を減らす対策を主に考えてみました。
油と砂糖は使いすぎには気をつけていても、加工食品や、家庭料理でも調理をしてしまうとどのくらい含まれているがわからなくなります。そこで、油と砂糖をそれぞれ「見える」「見えない」時の状況に分けて、どうしたらカロリーが低くなるかを紹介しました。
油は、炒め物・揚げ物をすると、使っている油の量がわからなくなります。特に、揚げ物はたくさん油を使い、衣によって吸収される油の量が違います。衣の工夫や、揚げないフライの作り方を紹介しました。
砂糖は、市販の菓子類から摂取するものには、特に注意を払いたいものです。砂糖の取りすぎにならないよう、菓子類はカロリー表示や原材料表示を細かくチェックして、カロリーオーバーを防ぎましょう。
また、健康ブームの影響から、「体によい」と言われている食品を制限なくとってしまうのは逆効果です。
3.ティータイム&ミニコンサート
抵カロリーお菓子:「グレープゼリーのヨーグルトソース」
演奏:しの笛(八木繁さん)とピアノ(浦島玲子さん)
仲秋の名月をめでるススキの大きなアレンジを背景に、秋メドレーのピアノは楽しく、しの笛の音は心に響きました。
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